ストラヴィンスキー(1882-1971)

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CD 輸入盤

ストラヴィンスキー:春の祭典(プルーデルマッハー編曲ピアノ独奏版)、パチンスキ:祭典から戦いへ プルーデルマッハー、パチンスキ

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ASCD130501
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これは凄すぎる。
ピアノの超絶技巧を極限まで追求した
恐るべき『春の祭典』編曲


2011年4月22日、東日本大震災直後にもかかわらず来日し、東京のトッパン・ホールで自編の『春の祭典』を披露して聴衆の度肝を抜いたジョルジュ・プルーデルマッハー。元来が大管弦楽のための複雑巧緻な『春の祭典』を、10本の指で弾くことは誰もが無理と思いますが、プルーデルマッハーは東京でも、この録音のフランスでも公衆の面前で立派に証明しています。東京での演奏を、片山杜秀氏は朝日新聞紙上に「上手に指に収まる編曲で破綻なくまとめるつもりは微塵もない。ドンキホーテ的に突撃する。ほとんどアナーキー。壊れている。しかしこの無茶からこそ「春の祭典」の圧倒的な色彩と力がピアノ1台で蘇る。はじめ呆然、やがて陶酔」と評しています。山下洋輔ばりにひじや腕でのクラスター奏法や強音主体の演奏ゆえ、ピアノの音が渦を巻いて鳴り響きます。
 プルーデルマッハーは教育面でも活躍していますが、自身の演奏・解釈は伝統や常識に則すという気はさらさらなく、音譜を素材に、それだけ気ままに流動し、豊かな響きが奏でられるか実験するという、ジャズの即興の精神に近いものがあります。それゆえか、ジャズ・ドラムのジョルジュ・パチンスキ(日本ではパッチンスキーと表記)との共演で、31分にわたるエキサイティングな即興を聴かせてくれます。彼らは10年にわたりクラシックとジャズの内的融合を探求し、スタンダードな即興から、あらゆる枠をとりはらった斬新な境地に至りました。その実践がここに収められた『祭典から戦いへ』。これもほとんどアナーキー、壊れた世界が続きます。プルーデルマッハー、恐るべきピアニストと申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
1. ストラヴィンスキー/プルーデルマッハー編:春の祭典(ピアノ独奏版)
2. パチンスキ:祭典から戦いへ

 ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ)
 ジョルジュ・パチンスキ(ドラムス:2)

 録音時期:2013年2月1日
 録音場所:フランス、セルジー・ポントワーズ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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連弾や2台のピアノではなく、「独奏版」と...

投稿日:2016/11/26 (土)

連弾や2台のピアノではなく、「独奏版」というのが衝撃的です。ユーチューブで見つけた映像では、ペダルを左足に任せ、右足で何かマラカス的な音を出す特殊楽器を操るという演奏で驚きました。そのとき左手の指は高音部(右方向)を向く(つまり90度右に回転させた向き)という不思議な奏法で、不思議な光景でした。ファジル・サイ盤(録音を使った1人2役)とは違った名演奏と思います。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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素晴らしい! 『春の祭典』が1台のピア...

投稿日:2014/04/05 (土)

素晴らしい! 『春の祭典』が1台のピアノで弾けるとは! 途中マラカスのような音が聴こえるのだがあの音はどうやって出しているのだろうか? この編曲の楽譜が欲しい。 ライブ録音というのも凄い。 もう一曲はフリージャズというか即興演奏で、セロニアス・モンクの『ラウンド・ミッドナイト』のような雰囲気があったり、デイヴ・ブルーベックの『テイク・ファイブ』や『マイ・フェイヴァリット・ソングス』の引用やブギウギのリズムが現れたりと、ストラヴィンスキイとは全く関係なしに即興演奏を楽しんでいるようだ。 なぜこの曲をカップリングしたのだろうか? タイトルから始めは『春の祭典』のオマージュかと思ったがそうではなかった。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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